効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米パン焼き器

ここで2回ほど書いたことのある、米を水やイーストと一緒に放り込めば、パンを自動的に焼いてくれるパン焼き器・ゴパンを販売開始した三洋電機が、注文受付を12月1日から当分停止するということだ。魅力的な商品だとは思っていたが、これほどの受けになるとは。何となく日本人の心に強く訴える商品なのだろう。先に発売を一ヶ月延期したのだが、それでも間に合わないほどの注文が殺到しているのだ。生産設備を増やさなくてはならないのだが、もし実際に使った人が満足しなかったらと考えると、大きな投資をするリスクはある。11月11日から発売しているのだから、どこかのブログで使用感を書いている人がいるだろう。それが好評であれば、このゴパンは超大ヒット商品になる可能性がある。電気店の店頭で実際に作ったパンを販売してくれるのなら買いに行っても良いと思う。
買った人はすぐにパンを焼くだろう。その時に投入するお米の量に販売数をかけ、使用頻度を仮定すればどれ位米が消費されたかが予測できるはず。1年を通して毎週一回米パンを焼くとすれば、年間消費量はおそらく半端な数字ではないだろう。米消費量を押し上げるのだから米農家にとっては嬉しい話だが、これだけで水田の減反政策が必要なくなることはないだろう。パンが普通のご飯に入れ替わることも考えなくてはならないからだ。
この商品開発に続いて、日本の農家を支援する調理器が開発されることを期待している。あるいは、これに向いた米、発酵菌なども市場を広げるはず。米の種類は選ばないのかしら。自宅では無洗米を使っているが、これの方が良いのだろうか。ゴパンを買う前にこれで焼いた実物の米パンを試食したいものだ。