効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米国の入国管理

飛行機の中でのアナウンスでは晴れということだったのに、到着したロサンゼルスはスモッグがかかったような天気だった。入国管理が昨年より厳しくなっている。顔写真をとられるのは昨年と同じだったが、左右の指全部の指紋採取が行われていた。だから時間がかかる。この指紋採取装置が全米に配置されたとすれば、その投資額は大きかっただろう。身から出た錆とはいえ、これだけの装備と人手をかけて社会が得るものは何だろうと思った。指紋と顔写真というデータを全て保存し、危険分子とされる人間が入るのを防ぐとすれば、巨大なデータ処理システムが必要となる。運用コストも膨大だろう。むなしい費用をこれからも投入し続けなければならない。それでもテロを防止できるとは誰も保証できない。
デンバーは意外に暖かかった。明日からの会議の前のレセプションに少し顔を出してホテルの部屋に帰ってきた。日本が真昼という時差ぼけでも眠らなければ明日に差し支える。おやすみなさい。