効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

日本製粉が米粉製造量を2倍に

この間米粉イーストを放り込めば自動的に米パンができる三洋電機の電気製品に人気が集まっていることを書いた。今度はなかなか手に入れにくい米粉を製粉2位の日本製粉全国農業協同組合連合会と提携し、全農は良質な米粉用の米を安定供給し、日本製粉米粉の販売量を2014年に現在の2倍にするという。それも収益の柱にするとされているから、これから米粉の時代が始まるのかも。製パンに適した米というのはどのようなものだろうか。品種、産地、施肥の仕方など特別の配慮が必要なのだろうか。休耕田ですぐに種まきして育てることができるのだろうか。農家にとって収益性のあるものになるのだろうか。全農は秋田県の農家からまとめて調達したうえで、14年までに計8700トンを日本製粉に供給することになっている。
政府は食料自給率向上をにらみ、9割を輸入に頼る小麦の代替として、09年度に1万3000トンだった米粉用米の生産量を20年度までに50万トンに引き上げる目標を掲げる。50万トンは小麦の年間輸入量の1割に相当する。ただ、米粉の価格は小麦粉に比べ2割強高く、コストダウンは引き続き課題となる。小麦価格はこのところ上昇気味だが、単純な価格競争ではなく、米粉を使った食品でしか出せない味、風味など、コンペなどをして後押しできれば良いだろう。11月の半ばには米粉パン焼き器「ゴパン」が販売開始されるが、一度電気店でじっくり調べてみたい。