効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

英国から友きたる

今日も猛烈に暑い。書斎のクーラーが故障しているので、家で一番猫が好んで寝ころぶ場所を占領して仕事。10日に広島でスマートグリッドについて講演を頼まれているので、そのための資料作り。詳しく話そうとするとパワーポイントの枚数が増えていく。まだ終わりにまで規程内の45枚を超えている。少し間引きしないといけないだろう。
午後4時に近鉄大和西大寺で英国から来た友人と落ち合った。奥さんが日本人で、いまロンドンに住んでいる。家族と一緒に奥さんの里である山科へ来ているついでに、仕事として日本企業訪問をしているようだ。英国は基礎技術の開発に優れているが、その商品化には日本に負けてきた。彼は英国で開発された技術を日本の企業に紹介し、新製品として市場に出すということをビジネスにしている。英語で書かれた技術情報を日本語化するのを依頼されているのは、日本の担当者が英語のできない幹部に説明するのにいずれ翻訳する必要があるのを省こうとするためだ。翻訳がもし英国と日本の間でかけはしを作るきっかけを作るとすれば嬉しいこと。特にクリーン・エネルギー技術、医療技術、半導体技術、ナノテクなどを対象にしているので、翻訳作業も充実感がある。ここ1年ほどはその作業がなかったが、またそろそろ仕事を頼まれることになりそうだ。
以前に訳したものの中に、波浪発電があった。英国では波浪発電、潮流発電が実設備として設置されようとしている。訳したものは大学の開発した技術だったが、どこかに採用されているのだろうか。今日はそこまで具体的な話しをする時間がなかったのは少し心残りだ。