我が家のカローラにETCが取り付けられた。これまで、第二阪奈高速道路にETCがなかったので、あまり遠出をしない我が家では必要性がなかったのだ。しかし、第二阪奈に昨年からETCが使えるようになり、また、三男が同居するようになって大阪などに車ででかける機会が増えたので、取付けることに決めた。最初オートバックスでと思って調べてみた後に車を購入したトヨタの店に尋ねたら、ほとんど値段が変わらなかったので近くのトヨタ店でやって貰った。挿入するカードは何かのサービスで手元にあったのですぐに使える。
取付の時に車に関する情報がETCのメモリーに投入されることを知った。ということは、ゲートを通過する車は、車種、車番、持ち主などの情報が全て当局に把握されるということだ。逆に言えば、車以外の情報、たとえば、ある商品を購入した人には通行料を割引するなどのプロモーションデータを入れることもできるはず。これまでのお役所仕事は、何でも目的だけ達成できればよいという主義だったが、ETCをさらに普及させるという目的だけを考えても、付加サービスが追加できるようにした方が得策だと思う。いままでに国土交通省の外郭団体で地域活性化にETCが使えないか検討する委員会に参加したことがある。この時にも同じことを思ったのだが、これから改めてどのような利用をすればETC取付車を運転する人が有難くなるサービスが追加できないか考えてみることにする。
