効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米で作るパン

米を入れると米粉パンが焼き上がる家庭用のパン焼き器を三洋電機が商品化して年内に発売するそうだ。これまで米粉を使うパン焼き器はあったようだが、同社によれば、米そのものからパンを作る製品は世界初だという。
小麦アレルギーの人には良いかもしれないが、パンになったときの口当たりは多分小麦のものとは異なるだろう。それが日本人の口に合えば、案外ヒット商品になるかもしれない。そうすると、小麦の消費量を抑える効果が生まれて、食糧自給率の向上に少しは貢献することになると期待したい。価格や商品名は来月発表されるらしい。
新製品は、米とふくらし粉、水、を入れると、内部で米を米粉に加工し、パンの練り作業から焼き上げまで全自動で行うというから、パンを作るという楽しみは味わえないことになる。この機械で全部やるものから始まって、次には米粉だけを作る機械が誕生するかもしれない。この頃は何でも手作りをしたい人も多くなっているので、自分の味の米パンをこねて作りたい人もいるだろう。材料の米粉の流通量は少ないと記事にあったから、機械の値段によっては米粉作りができる家庭用機械に人気が出ないかな、などと思っている。