効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

一輪車

今日はワイフが病院で定期検査を受ける日。雨模様の中車を走らせたが、富雄川の河畔を走っていると桜がちらほら咲き始めている。例年より早いようだ。ユキヤナギの白い群れも続いている。暖冬だという感じはなかったが、平均的には温暖だったのだろうか。
時間つぶしのために日経ビジネスを持って行った。中にホンダとトヨタが一輪車を開発しているという記事があった。小学校の子どもたちがよく一輪車を走らせているのを見かけるが、バランスをとるのがかなり難しそうだ。それをホンダは支え棒なしに車輪の上にある座席に座り、車軸の両端にある足台で身体を支えるようにして走るようになっている。大きな一輪のタイヤのように見えるところに小さな車輪がついていて、その両方を使うと360度どちらの方向にも曲がることができる設計になっている。トヨタの一輪車は、立ったままで走るようになっていて、支え棒がある。この方が安心感は高いかもしれない。足が弱ったら使いたいようなものだ。
環境対応の政策の中に自転車専用道路の拡張をするというものがある。これまでも日記で何回か書いた記憶がある。やっと前向きに動き始めたのは嬉しいことだ。一輪車もこのような道路ができて初めて高齢者にも安心して使えることになるだろう。興味があるのがこれに当然使われる蓄電池だ。自転車も蓄電池を使うものがどんどん普及するようになっている。それに加えてこの一輪車のようなものが増えるとすれば、各家庭に蓄電池が置かれることになる。また、電気自動車が増えれば電池だらけ。このような電池を相互に接続できるようなシステムができれば、電池だけでかなりの電気を供給できるようになるかもしれない。蓄電池の生産量が増えれば価格も下がり、新築住宅には蓄電池がついているのが標準仕様になる時代が来るかもしれない。楽しいことだ。