効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

友人の水彩画展へ

朝から雲行きが怪しそうな土曜日だったが、古巣の会社で同期だった友人K氏が、奈良の平城遷都1300年記念プレ・イベントとして記念事業協会の後援を得た水彩画個展を開催した初日だったので足を運んだ。会場は奈良の古い町並みがある地域にある「ならまち格子の家」。近くのバス停から奈良までのバスを利用。シニアは100円で利用できる特典があるからだ。別に急ぐことはないので、ゆっくり車内で本を読みながら行ったが、乗り換えなどの慌ただしさがなくてよかった。
近鉄奈良駅から猿沢の池のそばを通る頃から沢山の人がグループで歩いている。奈良町周遊が観光として定着してきたようだ。雰囲気のあるお店も古い家を利用して増えている。嬉しいことだ。目的地の格子の家も、古い町屋を改修したもので、奥に長く、真ん中に庭をはさむ優雅な作りだ。太い自然木を利用した梁も棟梁の腕を見せているようだ。そこの一階の座敷と二階に平城宮跡を中心に描いた水彩画が壁に掛けられている。趣味とはいえ、やはり専門家に師事していただけに、自然な筆遣いがK氏の人柄をよく表して心を癒してくれる。春夏秋冬を描いていたが、僕には冬の景色、特に雪の表現の上手さに感心させられた。若干の写真で紹介する。