効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

近鉄と阪神がつながってから初めての乗車で

近鉄阪神が一つの路線につながってから始めて大阪に向けて近鉄を使った。この間時刻表を手に入れたが、今日乗るべき電車が入ってきて、行き先表示がいままでの難波から大阪難波に変わっているのに気がついた。それがきっかけで、両電鉄にとってこのような切り替えを一斉にしなくてはならないのは大変な作業だったろうとあらためて認識した。そして、看板とか表示を変更するのは大変ではあるものの、多少間違ってもその現場だけに影響が止まる場合が多いが、改札を通る時のICカード関連の制御プログラム、他路線に行くときに買う切符の料金計算など、移行当日に準備できていなくてはならず、しかも絶対に間違いが許されないものがあることにも思いが至った。プログラムの移行は、いろいろなものに連結しているだけに、例外処理も含めて大変なチェックを繰り返して当日に至ったはずだ。いまでは路線検索にも料金が表示されているから、このプログラムは当日よりも前から稼働していなくてはならない。どのようにして切り替えをしたのだろうと思うと、初日から電車も改札も全てがスムースに動いているのは、驚くべきことなのかもしれない。ただ、プログラムに関連するところは、誰も気がつかなかったバグがないという保証はない。ICカードで乗車していて引き落とされる料金が間違っていてもすぐに気づくことは希だろう。実際には間違っていても、改札で表示される数字を検証できるだけの情報をもっていなければ、気づかないままで使い続けるだろう。また、自分に有利な、ということは、安い数字が出れば儲けたと思うし、例外的な間違いだと自分を納得させるだろう。お金が仮想的に動くようになってから久しいが、システム変更がある時には必ずあると言っても過言ではないプログラムミスは、この仮想的なお金に直に影響する可能性がある。それが見えるまでには時間がかかるから、しばらく注意していよう。