効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ユニセフ

急に暖かくなった。日差しも穏やか。運動なり散歩なりにというところだが、今日は日本ユニセフ協会奈良県支部の月例ミーティング。杖を使うワイフの運転手として奈良の中心部にある事務所まで出かけた。小さな部屋がボランティアで一杯。世界の恵まれない子ども達のためにという気持ちを一杯持った人ばかりだ。熱心に活動報告や今後の行事の準備状況などを報告しあって、12時半から始まったミーティングは4時前まで続いた。その後、臨時に会計を承っている関係もあって、3月末の決算をどのように整理するかの打ち合わせでまた1時間。みなよくやるなと感心する。
いまユニセフが課題の中心としているのはイスラエルとの紛争がおさまらないガザ地区にいる子ども達の救済だ。10キロx40キロの広さの地域に150万人が住み、その半分が16歳以下の子どもだそうだ。国連の子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表のラディカ クマラスワミ氏が、今週、ガザとイスラエル南部を訪れ、子どもたちの状況を視察し、国際社会に子どもたちの保護を求めている。ガザ全土の160以上の学校が、この武力衝突により損壊した。国連パレスチナ難民救済事業機関は、学校が武力衝突により休校となってから一ヶ月たった1月24日に、学校が再開されたと報告している。「子どもたちが心の傷から回復するには、学校を再建し、子どもたちが安心して教室に戻れるようにすることが何よりも重要です」とクマラスワミ氏。
これに対し我々は何ができるか。小学校の6年生の教科書で今ごろユニセフについて教えるそうで、そのため小学校から話をしてほしいと依頼されてワイフがよく出かけている。事務所へ質問をしにくる中高生もいる。街頭募金に参加してくれる学生も増えてきた。しかし、ユニセフの会員になってくださる方の数は必ずしも多くはない。奈良県日本ユニセフ協会の会員になっていただくと、個人年会費5千円の半分が奈良県支部の活動費として使わせて貰える。どうすれば会員数を増やして募金・広報活動を充実させるか、ボランティア皆が知恵を出しあっているが、なかなか即効性のあるアイデアはない。地道に活動を続けることしかないのだろう。