効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

元旦

晦日恒例の紅白を見て、終了と共に家の外に出る。奈良の寺々がつきならす鐘があちこちから聞こえてくるのを確認するためだ。その時に救急車のサイレンが伝わってきて、この日に病気になった人も、その世話をする人も大変だなと思う。しばらくたたずんでいると、いろいろな音色が聞こえてきて、あー新年になったのだなと実感。
遅くまでおせちを作った人のことを考えて、新年の朝は比較的遅めに起きる。大晦日はほぼ徹夜で演奏をしていたミュージシャンの三男からメールが入って、2日に奈良へ帰るとのこと。分厚い新聞を読んでいると、今度はオーストラリアに居る長男から電話が入り、しばらく話している間に回線の調子がおかしくなって切れてしまった。通信技術が発達した今でもこのようなことが起きるのだということも新しい勉強だ。元旦で国際通信の量が大きくなりすぎて制限がかかったのかもしれない。
今年は通信も含めたITが重要な役割を果たすだろうと思っていたのだが、日経新聞がITを取り上げて特集をしている。ITシステムが消費する電力をいかに抑えるか、ITを使って業務の負担とコストをどのようにして改善するか、おそらくいままでのコンピュータシステムがさらに大きく変わるのだろうと思う。
年賀状の束が到着。その整理に結構時間を要するのは毎年のこと。新しくいただいた賀状に返信するのも早くしておかないと大きく遅れてしまうことになる。結局この作業でほぼ一日は終わる。明日初詣ができるような天候であれば良いのだが。
裏路地に設置されている燃料電池も順調に年越しをした。予定ではこの3月で実証試験が終わるのだが、もし順調さがこのまま続くようであれば、試験期間を延長して貰えないかなと思っている。問題が発生すれば、その修復に費用をかけるのはこの段階に来ると意味がないだろう。大きな費用がかからないのなら、寿命の確認にもなるから数ヶ月でも延長するのに意味はあるはずだ。
同じ形式の燃料電池がこの4月から商品として販売される。その販売を促進するための公的な補助額がまだ正式に発表されていないが、多分100万円を切る価格になるような補助がなされるだろう。今のような経済状況は、このような高額商品にとっては冷たい向かい風になるだろうが、それを乗り越えて良好な滑り出しをしてほしいものだ。