効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

秋葉原電気街

今日午前中、お客さん訪問をすませて、次の予定まで時間があったので秋葉原の電気街へ立ち寄ってみた。あるPC用の部品があれば手に入れたいと思ったのだが、少し探して売っている店が見つからないために、学生の頃によく出かけた、その当時ジャンク街と言われた界隈を歩き回った。相変わらず狭い通路の両側に所狭しと部品類が並んでいる。昔ならば米軍放出の通信機やその部品などがあったのが、当然のことながらいまでは半導体関連部品が目白押し。少し前まであった真空管を売っている店もなかった。自分が再開したいと思っているアマチュア無線関連の店も一階にはなく、二階に上ってやっと見つけた。無線機もずいぶん小型になり、値段も昔から見ても安くなっている。アンテナ類も新しいものがあって、また無線の再開も考えているだけに店主との話も面白かった。また来るよといって分かれた。大阪の日本橋にもこのような無線関係の店がほとんどなくなっているので、東京出張ついでに秋葉原へ来る方が便利かもしれない。
通路を歩くとまーずいぶんいろいろなものがある。こちらが冷やかしであることは分かるので、店主は別の声をかけてくれるわけでもないし、その方がことらも気が楽。半導体ダイオードも昔から見るとずいぶん小さくなって並んでいた。中学校の頃だったか、ダイオードを利用して少しグレードの高い鉱石ラジオを作ったことがある。フィライトコア(鉄の焼結棒)の周囲にエナメル線を巻いて小さなバリコンを付けたら、電池も使っていないのに結構はっきりとNHKの放送がイヤホンで聞こえた。学校へ持って行ったら大人気となって友達の間を回されたいたが、授業の最中にそれで野球を聞いた奴が先生にとっつかまってしまい、その苦心の作品が取り上げられてしまったのを思い出した。あとから先生が返してくれたが、学校へ持ってくることはまかりならんと怒られた。
秋葉原の部品街に中学生ほどの子供を見かけなかった。昔だったら一杯子供が走り回って部品を集めていた。しかし、今では部品を半田付けする必要はほとんどなくなったいるし、通信販売で必要なものは入手できるだろう。ただ、ここを歩いていると、こんなものがあるわと思うような意外性がある。あるいは何に使う部品だろうというようなものもごまんとある。しばらく半田ごてを握っていないが、何か作ってみたくなった。アマチュア無線を再開するとすれば、少なくともアンテナへ繋ぐケーブルを半田付けしなくてはならないから、押し入れのどこかに入っているラジオ工作道具を探してみよう。
その後霞ヶ関まで出かけて、産総研主催の分散型エネルギーフォーラムを聞いて東京を離れた。朝方は晴れていたのに、新霞ヶ関を出たら小雨が降っていた。少しは暖かくなるだろう。
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