効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

北京オリンピック

女子マラソンもあって、北京オリンピックも最終日程に近づいてきました。テレビで見る限り、いろいろな情報メディアを駆使した映像が見事に伝えられています。関連施設全体には膨大な電力が消費されているはずです。北京全体としては電力供給能力が不足していると聞いていたのですが、競技に差し支えるような電力供給トラブルは報道されていません。良かったなと思います。ただその陰に隠れていますが、周辺都市の電力供給は、時間別停電があったりしたのではないでしょうか。この人たちはオリンピックが早く終わることを待っていると思います。操業がうまくできない工場も多いでしょう。
全部のプログラムが終わってから、エネルギー供給にまつわる情報が出ないかなと期待しています。各競技場の電力供給に、コージェネレーションのようなオンサイトエネルギーがどの程度使われていたのかも興味があります。北京には天然ガスが来ているはずですし、石油を燃料にもできます。分散型発電が使われることによって、既存の発電設備の負担を軽減することもできます。また、工夫すれば、絶対に止めることのできないものへの電力供給を、系統とオンサイト発電とで二重に守ることもできます。そのような工夫がなされていたのでしょうか。