効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

百貨店の駐輪場

大阪心斎橋にあるそごう百貨店の4階に、無料の駐輪場があるそうです。いままで全く知りませんでしたが、そごうの英断に敬意を表したいです。収容台数は260台で、買い物客でなくても無料で利用できるとのこと。この条件で自転車を受け入れるとする条件を実行に移すまでには、おそらく苦悩したのだろうと思います。当然買い物をしてくれる人が増えるという期待もあるでしょうが、昨今の社会変化を見ると、必ずしも期待通りになるとは限らないかもしれません。
この自転車を持ち込む人はどこから入るのでしょうか。正面玄関からとは考えにくいですが、広い入り口は御堂筋側と心斎橋筋側にしかありません。その人たちの誘導をする人手もいるでしょうし、4階へはエレベーターを使わないとだめでしょうし、などと思い出すと、自分で確かめたくなっています。これが昨日新聞記事で出ていますから、ますます利用者が増えるでしょう。それに応じて売り上げが増えてほしいものです。誰か利用者の行動調査をしてみてはどうでしょう。
心斎橋筋商店街は、迷惑駐車が減ってありがたいと言っているらしいですが、多少はそごうの英断を支持して何かお返しをすべきではないでしょうか。さらには、近くの市営長堀駐車場がいつも満杯ではないでしょうから、一部をこのような駐輪場にできないでしょうか。公設駐車場ですから、無料とは行かないでしょうが、一日100円ほどなら利用する人もあるでしょう。100円の支払いに対して、心斎橋筋のお店の割引券を渡しても良いでしょう。
自転車を閉め出したら客足が激減した高松市丸亀町商店街が、お金を出し合って地下駐輪場を作って客を取り戻したケースも紹介されています。06年末にこの駐輪場と自転車専用道路を造ったそうですから、その気になれば可能なのだということが証明されています。規制ではなく、お互いに得となる方法を皆で考えることが肝心だと思います。