効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

健康保険手帳

今朝書留便が届いた。雨の中を配達の人が郵便物を濡れないように包んで、私が印鑑を受領書に押すのを待ってくれた。
中に入っていたのは新しい健康保険証だった。健康保険証が新しくなるのが今頃であるのは分かっていたが、受け取ったものは今までのものとは全く違って、一人一人別々のカードになっている。このようなものになるというニュースを見たことがなかったので、説明書を読むまでは一体何が来たのかという不審が先に立った。これまでは、一枚に世帯家族全員が記入されていたために、別の病院へ家族が同時に行くときなどは不便だし、遠隔地に住むものが居るときには、市役所に足を運んで遠隔地用保険証を貰わなければならなかったのから見れば便利になったことは確かだ。しかし、この保険証の素材が何とも言えず薄っぺらくて、クレジットカードのような厚みがないために、財布に入れておいても引き出しに入れておいても、隅の方に入り込んで見つからなくなるような感じがする。もう少し堅牢なものにできなかったのだろうか。日本全部でこの形式になったのだろうか。それとも奈良市だけだろうか。健康保険証の体裁や交付の仕方が変わるという報道を全く見なかったが、見落としたのだろうか。
これを財布に入れておけば、出張先で病気になったときにも慌てずにすむだろう。しかし、今までのように置いてある場所が明確ではなくなるから、家族一人一人が自己責任で管理しなくてはならない。認知症年齢になっているから心配ではある。