シニアネットワーク・パーティー（SNP）は、通常インターネットを利用してEmailで意見交換をしている。 もともと、10年ほど前に、大手の会社を定年退職する人が増えると、会社とのつながりはなくなるし、かといって自宅のある地域とのつながりもほとんどないし、急に孤独になってしまうのを予測した人がグループを作った、インターネットとEメールが横の連帯を新しく作る手段になると考え、当時退職する人たちはパソコンを操作できない人が多いので、初歩訓練をするグループとして発足したものだ。いろいろ苦労したが、関西を中心にしながら海外も含めて2〜3百人の人が参画していて、メール通信やPC操作の質問回答などをやりあっている。
この場合直接顔を合わせることがないので、時々ちょっとした勉強会や趣味の会を兼ねて集まり（オフラインミーティング）懇親会をしてきたが、今日は自分が提案して会場も設営し、インターネット電話Skypeの多元的利用、Macの近況、会員である女性の海外冒険旅行の話しなどをして楽しんだ。参加者は自分も入れて12人。内女性が2人。
会場で最初PCのLAN接続設定に手間取ったが、ロサンゼルスと上海と会場がある梅田とを結んで、三元通信を何とか成功させることができた。当初カメラでお互いの表情を見ながら話しをする予定だったのが、設定の仕方が分からず音声だけの対話になってしまったが、遠距離でありながらクリアな音声で通信ができたのにはあらためて感心させられた。一対一ならカメラがうまく作動したのに、会議形式にして参加者が増えたときにもカメラが機能するにはどうするか、調べてみて次回にはお互いの様子を見ながら話しができるようにしたいものだ。
その後近くの和食店で懇親会をもったが、人生経験を重ねた人ばかりの話は楽しい。10人が一つのテーブルだから、全員が同時にというわけには行かないが、話題は豊富だった。その後さらに喫茶店に移ってのだべり。明日へのエネルギーを蓄積させて貰った。
