効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

今学期の授業終了

今日午後、関西学院大学大学院での授業が最終となった。打ち上げの会食をする関係で三田キャンパスではなく上ヶ原で4時から。阪急甲東園から坂道をのぼって20分。結構良い運動になる。
リサーチプロジェクトの最終とりまとめプレゼンテーションが学生5人から行われ、同僚の指導教官と一緒に最終のアドバイスをする。今週末にはこれが今期のレポートとして提出されるのでそれを熟読して成績を付けなくてはならない。学期最初の頃から見ると格段の進歩をしたが、足らないところを大きく補うには時間が足らなくなっているのでいずれにしろ厳しいことだ。
授業が行われた建物は最近建てられた大学院授業に使われるもので、環境配慮が行き届いている。そこで学生に、この部屋の蛍光灯の直径が従来のものより細いのに気がついたかと尋ねたが誰も気づいていなかった。効率の高い蛍光灯だから2〜30%は消費電力が下がるはずだとも付け加えた。廊下に出たら明るく照明されている。そこでまた環境授業。この廊下にはモーションセンサーが設置されていて、人が動くと蛍光灯が点灯するようになっていると言ったが誰もその理屈が分からなさそうだ。少し離れたところの廊下の照明が消えていたので、自分でそこまで足を運ぶとすぐに明るくなった。そこで天井のセンサーを具体的に指さして説明してやっと分かってくれたようだ。このようなエネルギー効率に配慮した電気設備ができているのは、関学全体の電気設備を担当する責任者が細かい配慮をしているからだということを、前に詳しい話を聞いたことがあるので自分は理解しているが、それを学生に伝えるのも自分の役割だと思っている。