効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地域のテニスクラブ

今日は日曜日。地域にある県民センターのテニスコートを利用する同好クラブの年末懇親会が午後一時から開かれた。この懇親会は今回で34回目。ということは34年続いていることを意味する。県民センターのホールへの出席者は80名ほど。同好会だから準備は全員ボランティアの貢献。会費は無料と言うことは、年会費12,000円の中から出されているということ。軽食は殆どが会員の手製。日頃ほとんどテニスコートでお目にかかることのない人もいて、久しぶりの対話。引っ越しして遠くに行った人も顔を出していて話に花が咲く。
テニスは技量の差がはっきり分かって、普通は技量の揃ったものがグループになって試合をするのが普通だ。しかし、このクラブはそれが御法度。コートに集まったメンバーはじゃんけんでパートナーが決まる。とんでもない組み合わせになることも少なくないが、上達よりもテニスを楽しむのが目的だから、女性相手にはサーブも手加減するつもりが逆にペしゃんとやられることもある。コート近くの対話が面白い。相手がどういう社会的地位の人かはほとんど知らない。34年の歴史が語るように、当初のメンバーはほとんど第二の人生を迎えていて、このごろお変わりありませんかが挨拶となっている。クラブ発足当時はこの懇親会に沢山子どもたちが参加していた。若い夫婦は子どもを連れてこなければ懇親会に出席できなかったからだ。まだ孫を連れてというのは少ないが、そろそろその時代になってきた。
身体をいたわりながら、いつまでテニスを楽しめるだろうか。会社を定年退職したときに、継続した人脈として残ったのはこのクラブだけだった。このような組織が続いているのは実に有り難いことだ。