効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ビジネス・コンペ

今日は疲れたけれども楽しかった。関西学院大学総合政策学部(三田キャンパス)が毎年開催しているリサーチフェアーで、ビジネスプラン・コンテストの審査員をしたのだ。6つの提案があったが、9月に行った中間審査で、いろいろ注文をつけたのがどのように反映されているかも楽しみだった。友人のI氏を推薦して審査員になって貰ったこともあって、成果が出てほしいなと思っていた。
プランを作るコンセプトは「潜在日流」。どのようなものかは中間の段階で分かっていたが、思いもよらないものが素材として取り上げられていた。発表の順番で言えば、化粧品としての高級椿油をブラジルへ、日本の昔話を外国語に翻訳して発信、あぶらとり紙をメキシコへ、足湯カフェ&バーをカナダで、アニメバーをパリで、日本伝統の家紋作成ツール提供であったが、今日のプレゼンテーションはどの組も趣向を凝らして面白かった。それぞれに質問をしたり感想を述べたりしたが、自分がこのテーマを与えられたときにこのように柔軟な提案ができるかなと思った。説明にもパワーポイントに加えて動画も利用され、若者の間にこのような表現技術が当たり前になっているのだなと実感させられた。
ビジネスプランの中には、いまでもすぐに実施できそうなものもあった。数人一組でプランを練ってきたこの数ヶ月の経験は、学生生活の一つのエポックになるだろう。このリサーチフェアーを運営する大学関係スタッフと学生委員達の苦労も推察される。お疲れ様でした。