効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

菜の花とちょうちょう

車で奈良市役所へ向かっていた。まだ杖を使っている連れ合いが市役所で用事があるので脚の代わりになったのだ。信号待ちで車を止めていたら、彼女が「あれ、白いちょうちょうが飛んでいる」という。まさかと思ったら、次に「菜の花も咲いてる」とつぶやく。目をそちらに向けると確かに黄色い菜の花らしきものの小さな群れが幾つか空き地にあった。彼女はまた、「ちょうちょうが4羽もいる」という。それを確認しようとしたが信号が緑に変わったのでできなかった。
彼女が他のものを蝶と菜の花に見間違えるとは思えない。蝶は飛んでいたのだし、それも4羽というからまず確かだろう。鮮やかな黄色の花をつけた草は自分でも確認している。11月の半ば近くになって、野原に鮮やかな花が咲き、成虫である蝶が飛んでいるなど自分の記憶にないことだ。生き物の命のサイクルがおかしくなっているとしか思えない。何かが変だ。