効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ジャズ演奏を聴きながら

今朝連れ合いが三男の属するビッグバンド、スピリッツ・ジャズ・アンサンブルの演奏があるという。彼女はしばらく脚の手術で1ヶ月入院していたために息子の演奏をしばらく聴いていない。特に今日しなくてはならないこともないので、出かけるかということになった。奈良から大阪の中心である梅田まで車で行くのだが、夕方だから渋滞があるかもしれない。7時からの演奏ということなので5時過ぎに出発。案の定渋滞があったが、何とか30分前に入れた。繁華街だから駐車料金は高い。1時間が600円。ロイヤルホースというジャズ演奏を聴きながら食事をするところだから、飲んでリラックスしたいところだが、帰りも運転だから赤ワインをグラスに一杯だけ。

予約の時点でほぼ満席だとは分かっていたが、結局テーブル席ではなくステージから一番遠いバーカウンターになってしまう。ステージとの間に大きな柱があるために、息子の演奏する姿が半分しか見えないし、MCの言葉も聞き取れない上に、カクテルシェーカーの音がすぐ傍でやかましいなど、最悪の場所だった。しかし、久しぶりのビッグバンド演奏を聴くのは楽しかった。
この店は昼間は閉まっている。夜は遅くまで営業している。このようなお店が太陽電池を付けて昼間は蓄電池に充電し、夜にその電気を使うのが経済性を出せる位に設備コストが下がれば、太陽エネルギーの利用は大幅に拡大するだろうなと思った。コストを下げる技術開発は当然必要だが、経済性を出せるような制度的準備も今から考えておく必要があるだろう。原子力発電所一基の建設費用相当分を蓄電設備に充当するとすれば、どの位の蓄電容量を設置できるだろうか。原子力発電が夜間にもフル稼働できるようにするために揚水発電所が建設されているが、そのコストを蓄電池の設置費用に置き換えれば、どの位の蓄電設備ができるだろうか。
演奏を聴きながら考えたことだ。