効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テニスウエア

真夏の暑いさなか、テニスコートに影がくっきりと見えるほど強い日差しの下で、比較的年齢の高い人たちがプレイしている。男性は殆どが半袖短パンツのスタイルだが、女性はまず例外なく長袖長ズボンスタイルである。日焼けを恐れているためで、手袋までしている人も多い。昨日パートナーとなった女性に「暑いでしょう」といったら、「それは暑いですよ。しかし日焼けでしみができたりするのがいやですから」との返事。長袖でも涼しいテニス装束ができたらいいのにね、と言ったら、「私ならぜったい買います。女性ならみなそうでしょう」とおっしゃる。日差しを遮るのだから、すけすけでは困るとのこと。
肌の汗がすぐに服の生地の表面に移動して蒸発してくれればある程度温度を下げることはできるだろうが、肌との間にべたつき感が少なくないといけないだろう。ナノテク先端技術を使った繊維にそのようなものはないかしら。細い中空繊維で運動によって伸縮するテニス装束の動きを動力にして、汗で湿って熱くなった空気を外へ押し出すような方式との組み合わせも考えられる。テニスの動きは結構激しいから、その動きで発電して小さなファンを回すことなどできないかしら。中空繊維が電気で伸縮運動をして汗を含んだ空気を外へ押し出すようなデザインができないかしら。紫外線を吸収する繊維という効能も有効だが、うまく風が通る必要があるだろう。
こんなことを考えているうちに、このような機能が本当に必要なのはひじから手首までと膝下から足首までで十分だろうと気づいた。日陰で休んでいるときに取り外すことができれば快適性は増すだろう。女性メンバーが多いクラブだから、このような商品が開発されていれば誰か着用してくるはずだが、いままでに見たことがないのは実用化されていない証拠だろう。運動用具あるいは衣料品メーカーでこのようなものをデザインするところがあればよく売れるだろうと思う。