効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良千年音楽市

午前中は地域のテニスコートで一汗かいてから、午後連れ合いと一緒になら100年会館へ出かけた。この間は奈良少年少女合唱団が演じたミュージカルを鑑賞に行ったのだが、今日はストリートミュージシャンが競演する奈良千年音楽市だ。 昨年トランペットをやる息子がメンバーであるソウルバンドがこの音楽祭で優勝し、今年は昨年の優勝バンドがゲストとして最後に演奏するので聴きに行ったのだ。会場は大ホールだったが、遅く行ったせいもあるだろうが、聴衆の数はちらほらに近いほどだったのは少なからず残念だった。息子のバンドのためというよりも、地域振興の一環として企画されて今年で3回目に当たる行事がこれほど不入りというのは、やり方に何か足らないところがあると感じたからだ。
参加バンドは10ほどで、全部の演奏が終わってから聴衆がその順位を定めることになっているために、親戚や友人から集客できるバンドがどうしても有力になってしまうだろう。息子のバンドが昨年優勝したのも、実力があったとはいえ、バンドメンバーが頑張って集客したのも貢献していたことには間違いない。自分の関係するバンドに投票したら帰ってしまう聴衆も多いはずだ。順位を決める要素に、聴衆以外の専門家の評価も点数に入れないと、奈良に何かの関わりがあるジャズ、フォーク、ロック、ハワイアンなど何でもありの地域音楽グループを育てようという意味が希薄になってしまう。このようなイベントを行うのは良いことだ。しかし、同じやるなら奈良市の予算をもっと生かせるイベントになってほしいものだ。