効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

参議院選挙の日

今日午前中に近くの投票所へ出かけた。自民が現有議席を失うことは確実だろうが、どの程度だろうかと思いながらであった。いまテレビの速報を見ていると、大敗という表現が明日の新聞に出るだろうなという感じだ。これからの政局は不安定になるだろう。
今回の選挙の争点として年金があるが、年金制度自体よりも年金記録のずさんさが問題となっているように思える。これは現在の内閣の問題ではないし、自民党だけの問題でもない。いわば、年金担当組織のいい加減さが、お国に対する国民の信頼感を喪失させたのが、現政権への不信にすり替わったのだろう。
今回問題としてあげられなかったことで、自前のエネルギー資源を持たない日本が、これからの国民生活の基盤をどのように支えるか、地球温暖化防止対策の具体化について、どれほど世界でリーダシップをとれるか、また、それを日本の貢献を継続的に行えるかについて、グローバル、かつ、国益にかなった政策を打ち出せるかも重要だ。今回の選挙がどのように影響するかを見つめていきたいと思っている。
年金も格差問題も確かに次世代にとって重要な問題だが、それを超えた次元でエネルギー・環境政策が次世代に与える影響は大きい。