効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ハイブリッド自動車

今朝4時過ぎに起きて岡山県玉野市まで車ででかけた。叔父の一周忌に出席するためだ。東大阪に住む弟をピックアップして、最終地まで約3時間半。こんなに早起きすることは滅多にないので、昨夕あったシニアの人たちのネットワーク(SNP)のオフミーティングも心を残しながらそっと途中で抜け出して帰宅して早起きに備えたのだった。
高速道路を走るについても、効率的なエネルギー使用を唱えているものとして、アクセルの踏み込みはできるだけ緩やかになど心がけた。とはいえ、約束の時間に遅れないようにという気持ちからどうしても速度を上げてしまう。曇り日だったので、軽く冷房をかけるだけで走ることができたのはよかった。
目的地に着くまで、あるいはそこからの帰り道、予想以上に多くのハイブリッド自動車に出くわした。前にも書いたことがあるが、ハイブリッド自動車の高速道路での燃費は、従来型の自動車に比較して飛び抜けて良いわけではない。都心などでのろのろ走るときには、蓄電池でモーターを回して走るのが主流になるので燃費は非常に良くなるが、高速道路ではほとんどエンジンの力で走るために普通の自動車の燃費とそれほど変わらない数字がでることになる。追い越しなどで急加速するときには蓄電池のエネルギーを使うために効率が良くなるのだが、環境に配慮してハイブリッド自動車を使っている人は、荒い追い越しなどしないだろうから、都心を走るときよりも燃費はかなり悪くなるようだ。
自動車のエンジンは、回転数を上げたり下げたりするのが頻繁に起こるために効率が落ちてしまう。もし、もっとも効率が高くなるような定速稼働で発電させて充電に専念させ、走行は全て蓄電池のエネルギーで電気モーターを駆動して走る自動車ができれば、これもハイブリッドに属するが、高速での効率も下がらず燃費は大幅に上がるはずだ。このシステムを実用化する鍵は、蓄電池の性能を上げて、大きさと重量を引き下げることだ。もう少し時間がかかるかも知れないが、このようなハイブリッド自動車が実用化するのを期待している。