効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

オーストラリアからエコバッグと砂時計

オーストラリアのブリスベンに住む長男夫妻からちょっと大きめの郵便物が届いた。開けると、6月3日にこのブログで書いたエコバッグと、渇水対策の一環としてシャワーを4分で済ますための砂時計が入っていた。ブログがはるか海を隔てた家族との対話になったわけだ。
エコバッグは意外に小さい。少しまとめ買いしたら2つは必要だろう。両面にHELP US CREATE BETTER ENVIRONMENT ・ EVERY BAG COUNTSと輪型に書いてあり、その下にThe Fresh Food People = WOOLWORTHSとある。「環境改善推進に力を貸してください。このバッグがその効果を発揮するのです。」という趣旨だろう。そして「新鮮な食材を提供するウールワース」が宣伝だ。せっかく長男の嫁さんがわざわざ準備して送ってくれたのだからこれを車に常時入れておこう。そうしないと買い物に出かけるときに、つい持って行くのを忘れてしまうからだ。買い物の量がこれをオーバーするときは、まだ無料のレジバッグを貰ってゴミ捨て用に使わせて貰おう。奈良市はまだ専用のゴミ袋を指定していないから、レジバッグを全く貰わないのも不便になる。
シャワーを使う時間を計るための砂時計は小さくて可愛いものだ。それにクイーンズランド水道局が作った10センチx8センチほどのパンフレットが付けられていて、その一番最初のページには大きな字でTARGET 140と表示してある。それはクイーンズランド州民に水の消費を一人あたり一日に140リットルまでにしようという呼びかけだ。そして、それを実現するために住民ができることを風呂、シャワー、洗濯、皿洗い、庭の水撒きなど、水に関わることについて細かく何ページにもわたって説明し、さらには、省水機器への取替えには公的補助金がどれだけ出るかの説明をしている。水道の蛇口を細いものにして流量を落とす家庭にはかなりの補助を出すのだから、オーストラリアの水不足は本当に深刻であることが伝わってくる。具体的なやり方についてはまた機会を見て紹介したい。