効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

人の動きで発電する

仕事で大阪へでかけ、尼崎まで足を伸ばした。その間、かなりの距離を歩き、エスカレーターを利用した。その時に、東京駅かどこかで改札口を通る人が踏みつける板で発電して、それを溜めると僅かながら照明の電源になるというテレビ番組をを思い出した。確かに踏みつけるエネルギーは全体重がかかるのだからうまく取り出せば発電できるはずだ。子供用の靴で、歩くたびにLEDの小さなライトが点滅するのがあるが、これはまさにその原理を応用したものだ。
この発電機構を少し充実させて、小型の蓄電池を充電できる靴ができないかしら。朝出かける時、靴のかかとにリチュームイオン電池を差し込んでおくと、帰宅する頃には十分充電できている程度になれば面白い。もし充電できていなければ、一日に必要な歩数に達していなかったということが分かって、肥満対策への警告ともなる。発電に踏む力が使われるので、案外クッションが柔らかい靴になるかもしれない。
屈曲すると発電する繊維を発明したメーカーがあるそうだ。これで作った背広の繊維を全部つなぎ合わせると、服にしわが寄る度に発電してくれる量は蓄電できるほどになるかもしれない。ポケットの携帯電話や音楽再生器の充電ができれば素晴らしい。
ちりも積もれば山となる。小さな発電量をうまく掴まえる技術はあるのだから、小さいからと無視しないで、どうすれば利用できるくらいの量にするかを考える時代に入っているのだと思う。
ちょっと馬鹿話になったでしょうか。