効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

我が家の燃料電池が一日休養

東京から夕刻帰って確認したのだが、我が家の燃料電池が昨日一日停止し、今日リスタートした。これは故障では全くなく予定通りの運転である。最初にスタートしたときに聞いていたことだが、順調に動いていても必ず27日目には丸一日止まるようにプログラムされているのだそうだ。その理由は、ガスが流れるのを監視しているガスメーターが、30日間一度もガスの流れが止まらなかったらメーターに警報が出て、ガス漏れの可能性があると検針員に知らせるようになっているからだ。他のガスを全く使っていなくても、燃料電池が稼働中は常時ガスが流れている。だから、30日にならない前に一日ストップさせて、ガスメーターがガスの流れが止まった、すなわち、ガス漏れはないと確認できるようになっているのだ。
問題は我が家のガスの使い方だった。いま17歳に近くなって弱ってきた猫のために、小さなガスストーブを点けてやっているが、夜も最低にセットして点けっぱなしにし、最近の寒さの中で猫はその前にくっついて寝ている。とすると27日目にわざわざ燃料電池が止まったのに、いかに最低温度にセットしても少量のガスが流れ続けることになり、折角の停止がその効果を失ってしまうのだ。そこで、昨日は東京に出かける前にガスの使用をどの時間帯でもいいから2時間止めるよう指示してでかけたが、その意味を連れ合いに理解させるのは簡単ではなかった。
大阪ガスがテストしている燃料電池は連続運転しているのでこの問題が出てくるが、東京ガス燃料電池は毎日スタート・ストップを繰り返す、いわゆるDSS運転をしていると聞いているので、メータとの安全装置との関係はあまりないだろう。東京ガス大阪ガスで運転の仕方が違うことについては、その理由を確認してみたい。