効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

川内原子力発電所1号機起動

定期検査を実施していた九州電力の川内原子力発電所1号機89万キロワットが今日再起動された。PWR型の原子炉だから、福島原発のものとは原子炉の形式が違うが、だから安全だと言うことにはならない。来年1月6日に国による総合負荷性能検査を受け営業運転に復帰する予定になっている。当初稼働に反対して知事になった三反園訓知事は稼働を事実上容認したようだ。2号機の定検は12月16日に開始する予定となっている。
 川内1、2号機は全国で初めて原子力規制委員会による新規制基準適合性審査に合格し、15年8月、10月にそれぞれ再稼働。トラブルなく営業運転を続けていた。今回法定の定期検査で停止させていたものについて、安全基準への適合が再度チェックされたもの。熊本地震が稼働再開に影響するかと思ったが、格別のことはなく、順調に稼働されたようだ。現状から見てある程度の再開はやむを得ないのではあるが、太陽光発電の普及が進む九州電力管内では、余剰になる太陽光発電の発電を抑制する事態が早くなるかもしれない。