効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

日本の人口

日本の人口が減少を続けていると言うことは一応理解しているつもりだったが、総務省が13日発表した住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の人口動態調査によると、国内に住む日本人の人口は1億2589万1742人で7年続けて減少したという報道記事には改めて驚くと同時に、日本の全体システムがこの状況に対応できなければ、日本の政治経済全面に大きなマイナスとなるだろうと感じた。前年から27万1834人減り、調査を始めた1968年以降で最大の減少数だったというから、減少がこれから加速するのかも知れない。日本人の出生数は6492人増の101万46人と2年ぶりに前年を上回ったが、死亡者数が2万5833人増の129万6144人と出生数を上回るペースで増えたため、人口減に歯止めはかからなかったようだ。そして大都市に人が集まる傾向が強くなっているようだから、過疎地がますます過疎になる。エネルギー消費の伸びも勢いがなくなっている。それ自体はプラスの面もあるが、日本経済の構造変化にうまく対応しなければ、国力の維持も難しくなるかも知れない。
今日はフランスでまたテロがあったと報じられた。群衆の中にトラックが突っ込んだということだから、このような形のテロを防ぐ方策はないに等しいだろう。同じようなテロがこれから多発し、それが日本にも起きないという保証はない。