効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ソユーズの打ち上げ成功

日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが乗るロシアの宇宙船が、日本時間7日午前、中央アジアカザフスタンから打ち上げられた。大西さんは東京出身の40歳で、日本人では初めてとなるANAパイロット出身。何か当たり前のように思えるが、あの複雑な機構を持つロケットの打ち上げ成功が100%保証されているわけではない。ご本人の気持ちとしても少なからず覚悟があっただろう。それを乗り越えるミッションに対する情熱が彼をここまで連れてきたに違いない。約4か月間の宇宙滞在では、日本の実験棟「きぼう」を使い、重力を人工的に再現した環境と無重力の環境とそれぞれでマウスを飼育する実験などを行い、老化現象の解明などを目指すということだ。宇宙船をエネルギーの観点から見ると、これこそ自給自足で完全な自律分散システムになっている。太陽光発電からの電気と運び上げた水素を使った燃料電池からの電気で全体を賄っていて、その消費を極限まで抑制しているはずだ。いま言われ始めたマイクログリッドの技術だといえる。これから帰還まで全て円滑に進むことを祈念している。
今日の夕刻、同じ時に元勤めていた会社に入社した学卒の会合、七夕会があった。亡くなった人も何人かいるが、ご夫婦での参加も5組あり、近況を報告し合って楽しい時間を過ごすことができた。自分はあまり羽目を外して飲み食いができないのが残念だったが、明日へのエネルギーを貰った気分で帰宅できたことは有り難いことだ。