効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

増殖炉もんじゅの行方

増殖炉もんじゅはずっと停止しただけで、膨大な維持費がかかっている。文部科学省は28日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の新たな運営体制のあり方を議論する検討会の初会合を開いた。原子力規制委員会が11月、もんじゅの運営主体である日本原子力研究開発機構の安全管理に問題があるとして運営体制の見直しを勧告したことを受け、来年夏ごろまでに結論を出すという。見直しが実際に具体化するのはその先だから、もんじゅが稼働する時期の予想は極めて難しい。おそらく再稼働が可能だと信じている人はほとんどないだろうが、現在のエネルギー政策からし核燃料サイクルを実現しなくてはならない時に、もんじゅの稼働をあきらめるわけにはいかない。何度も検討を繰り返しながら、結局はエネルギー政策自体を見直すことになるだろう。