効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

展示会場へ行ったが

今朝早めにホテルを出発して昨日も訪問した展示会会場へ顔を出した。10時から始まる蓄電池に関する基調講演会場に30分だけ居て、英国のリサーチャーと落ちあってクライアントの許へ一緒に出かけた。講演会で貰った資料は帰宅してからゆっくり見ることにする。途中で昼食を中華料理で済ませてからクライアントを訪問して、分散型電源の市場について議論が行われた。難聴気味であることから英語での説明が明確には分からず閉口したが、これから欧州で様々な形の小型分散型電源(〜5キロワット)の市場が確実に拡大する事を確認するとともに、その中に燃料電池が占める比率も上がるという予想もあった。だが、その他にスターリングエンジンが占める市場比率も上がることも示されて、日本ではどうなっているのか調べる必要があるという感じを深くした。効率を高めるシステムに対しての支援策があると同時に、消費者の関心も効率にあるのだそうだ。日本でもその点では動揺になるだろうと予測している。日本では家庭用燃料電池への補助金が2017年度からなくなることに対して、英国のリサーチャーは、普及に大きく影響するだろうから、何らかの代替策がなければ、日本政府の目標を達成することは難しくなるだろうと予想していたが、まったく同感だった。議論が長引いて奈良に向かって東京を出たのが遅くなったのは予想違いになってしまった。