効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

マイクロ水力と地域の意識

昨日の環境シンポジウムの終了後、山下生駒市長や職員の皆さんとお茶を飲んでくつろいでいる時に、送配電系統に連系するほどの規模ではないマイクロ水力発電のことをご存知かどうか確かめてみた。予想したとおりご存じなかった。生駒市では市長が推進役となって、水道システムの導水管を利用した水力発電を設置し、さらには、奈良県で最初となる市民出資の太陽光発電を、水道関連施設の屋根を無料で提供して始めたというように、地域のエネルギー利用に熱心だ。だから、生駒山脈の裾にあるから水量は大きくなくても流れが速い川は多いはずだから、そこにこの間ここで書いた京都のオケラ祭りで参道を照らしたLED照明のようなプロジェクトが可能ではないかと提案してみた。自分で場所をまず探すことから始めるべきだったが、地域の住民意識をまとめることができる効果も大きいと思ったので、そのような場所がないか提案したわけだ。地域創生を進めるきっかけ作りにはいろいろな方策があるだろうが、地域の住民が身の回りにあるものを対象に意思疎通をするようなプロジェクトして成立しないかと期待している。