効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

積水ハウスのスマート防災エコタウン

積水ハウス宮城県東松島市で「スマートコミュニティ」事業に乗り出すと報じられている。住宅や病院などの間で電気を融通し、効率的に利用することで省エネにつなげる。約4万平方メートルの敷地に、来年夏までに省エネ型住宅、発電設備や送電線などを建設する。このプロジェクトは政府の公営住宅整備事業で、名称は「スマート防災エコタウン」。11月に着工する。未来型の省エネの街づくりを東松島市と共同で進める。太陽光発電パネルなどを設置したスマートハウス(合計70戸)や、集合住宅3棟(合計15戸)を建てるほか、太陽光発電設備(出力400キロワット)と、バイオ燃料を燃やす設備(同220キロワット)も設置するということだが、熱の融通もやるのだろうか。敷地内に送電線を装備して、開発地域周辺の病院や自治体施設などを含めてつなぎ、積水ハウスが運営する電力監視センターで各世帯などの発電量や使用量を把握、電力を融通するが、必要電力の半分を賄えることになっている。積水ハウスはすでに全国16カ所で、スマートハウスを集めた住宅開発プロジェクト(合計1700区画)を進めているということだが、自営線を使った送電などについて、これまでは確か同一事業者間でなければならないなどいろいろな規制があったはずだが、それをクリアーできているとすれば、今後日本で進められる住宅開発には大きなプラスになるだろう。