効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

高速道に電気自動車充電設備拡充

東日本と西日本の高速道路会社2社は、両社が管理する高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)で、電気自動車の急速充電設備を新たに計150基設置するそうだ。現在の設置数は16基だから大幅な増加となる。これが事業として成り立つのかどうかと思ったら、充電設備の管理や運営は日産自動車などが行うと知って納得した。いまこれができても、利用する電気自動車の数はごく微々たるもの。一台も充電に来ない可能性もある。高速道路会社としては土地貸ししているようなものだが、賃貸料は貰っていないだろう。電気自動車の普及の後押しはいずれ自分に戻ってくるということだろうから。
これを知ってまた繰り返すが,パーキングスペースの敷地の上に太陽光発電設備を置いて、急速充電設備に多分設置される蓄電池とタイアップさせれば、今であれば固定価格買取制度を利用すると売電による収入も入るし、充電による系統の不安定化も抑制できるのではなかろうか。パーキングした車も、特に夏は、日陰に停めることになるので歓迎されると思うのだが。