効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

電力需要の増加

電気事業連合会20日に発表した11月の電力需要実績(速報、10社合計)は前年同月比1.6%増の653億7300万キロワット時となり2カ月連続で前年実績を上回った。家庭の検針期間が前年より1日弱長かったことが主な要因。工場向けの「産業用大口」も企業の生産回復が続いていることから2カ月連続のプラスとなった。」と報じられている。検針期間が異なるということはあるかもしれないが、景気の回復と節電疲れ、あるいは現状慣れで、電力消費を抑えようという気分が低くなっているのではないかと少し心配だ。今日は土曜日ということもあるのだろうが、関西電力の発電能力に対する14時の使用率は82%で余裕がある。だが、ウイークエンドでこの数字だから、来年に入ってみんなが仕事をする時期になったらこれが90%を超えるかもしれない。関西でもエアコンによる電力使用のピークが冬にも出るようになっているから、あまり気を許してはいけないだろう。いずれされるとしても、原発稼動再開はまだ先になりそうだし、稼働中の火力(水力)発電所は酷使しているのだから、電気を使わないようにという広報はこれまでと同様強力に行う必要があると思う。