効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自然エネルギー財団のレポート

ソフトバンク孫社長が設立した自然エネルギー財団。自然エネルギーの普及と並行して脱原発に向けた活動を続けている。事業家としての孫社長の動きは、日本のいわゆる財界の考えとは異なっているように見える。
この財団から数日前、「エネルギー基本計画」への提言 −「原発ゼロ」の成長戦略を− が郵送されてきた。これまでに見たレポートの中で、原発のコストが決して安くはなく、高いものだという主張が、詳細な数字と共に示されていて納得性が高い。多くの人に読んで貰えたらと思って同財団のホームページを見たら、このレポートがダウンロードして読めるようになっていた。http://jref.or.jp/activities/reports_20131202.php 12月2日に発表されたもののようだ。さらに、アジア諸国の間をスーパーグリッドで連系させることを検討するシンポジウムの案内も出ている。http://jref.or.jp/activities/events_20140128.php で読めるが、来年1月28日開催予定とのこと。孫社長はアジアを高圧直流網で結ぶことを構想として発表していたから、その実現性について各国から人を集めて議論するようだ。参加申し込みが無料だというのには少なからず驚き。財団の懐も充実しているのだろう。自分も参加したいのだが、まだ決めかねている。