効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

複層ガラス窓の追加

書斎の窓が西向きで、夏の午後には日差しが厳しい。冷房負荷も大きくなるはずだ。そこで、複層ガラスを使った内窓を手作りで取り付けようと思った。この計画を聞いてガラスメーカーさんが70x80センチのガラスを譲ってくださったのが一昨年に心臓をやられる少し前。ラフな設計図はできていたが作成にとりかかう体力、気力がなかったのだが、今年になって材料を買い求めた。DIYで出来合の寸法の材木を使う。実際に着手すると最初の設計ではうまく既存の窓枠に綺麗に納まらないことが分かり書き直し。それに従って木枠をこしらえたが、引き戸にするにはガラスが重く、木枠の底に溝を掘って小さな車輪をはめこまざるを得なくなった。これだけで4〜5ミリは高さが設計よりも大きくなり、その調整に手間取った。だが、昨日、最終工程である2枚の窓が左右に動くガイドの取付が終わった。滑らかに動いてくれる。断熱と同時に熱線反射機能もあるガラス窓だから、どのように快適性が上がるか楽しみだ。ただ部屋の掃き出し窓が今回の腰高窓の3倍以上は大きいから、ここからの熱ロスは大きいだろう。これにはいつか断熱膜を複層になるように貼り付けよう。
痛恨の失敗もした。木枠を取り付けるときにずれを防ぐため接着剤をガラスと木枠の間に少量使ったため、複層の外側のガラスに歪んだ力がかかったのだろう、気づかない間に小さなヒビが一つ入ってしまった。その部分のガラスが脱落したわけではないから、また、複層の内部に何か特殊なガスが入っているのでもないはずだから、基本性能には影響しないと思う。しかし、譲ってくださった方に申し訳ない気分で一杯だ。別室にあるもう一つの同サイズの窓に使うガラスも戴いているので、今度はこの失敗をしないように製作しよう。木枠の寸法の1ミリの切り誤りが全体に響くということもよく分かったが、誤差を出さないようにノコギリを使う腕がないのが残念だ。