久しぶりに青空が一杯。午後から連れ合いに引っ張られて平城遷都1300年祭のメイン会場へ出かけた。長いつきあいのまつぼっくり少年少女合唱団が、平城宮跡内のまほろばステージで子ども達が手作りしたミュージカル「森に生かされて」を上演するのを見に行ったのだ。近鉄大和西大寺駅から徒歩で約10分ほど。シャットルバスで行ってもステージからかなり離れたところに停車場があるので、歩く距離は同じことなのでバスは使わなかった。
前にもこのミュージカルは見たことがあったが、今回はステージ間近で見たこともあって結構印象に残るものとなった。その案内状に書いてあることをコピーしてみる。
町外れに住む好奇心旺盛な女の子ユキコ。いつもお母さんから「不思議な森に入ってはいけません!」と言われています。でも、キコは、なぜかこの森に心惹かれます。そして、その森から聞こえてくる心地よい歌声と光に包まれて森の中へと吸い込まれていきます。そこで出会う森の精霊たち。人間たちの横暴さが森を壊し、住みにくくなったと怒る動物たち。風神・雷神の戒めを受け、龍神の仲立ちで森の守り神“木霊姫”と出会うキコは、「私たちは森のおかげで生きている。森にいかされているのだ」と教えられます。
天気が良かったこともあって会場は立ち見もでるほど。歌詞もよく聴きとれたから、今の環境問題との関わりを分かりやすい言葉で改めて訴えられた感じがした。
ミュージカルに続いて、合唱があった。その最後の歌「ふるさと」の歌詞にある、水の清きふるさと、という部分がいままでと違った感覚を引っ張り出してくれた。