効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良と三宮が直結

今日3月20日近鉄阪神電車の相互乗り入れが始まって、奈良から三宮まで乗り換えなしで行けることになった。これまで奈良からだと鶴橋でJR環状線に乗り換えて大阪へ行き、JR東海道線、あるいは阪神か阪急に乗り換えて三宮まで行くしかなかった。使われる時間もコストもエネルギーも大きかった。他のルートもあるが、全て2回の乗り換えが必要だったのが、直行できるのだからその効率化たるや大きいだろう。その経済効果も大きいものであってほしい。
近鉄は上本町が終点だった。それが難波まで伸びたのは1960年代だった。近鉄線が大阪市の地下鉄御堂筋線と直結したのだが、これがなければ大阪のミナミはいまほどの盛り場にはなっていなかっただろう。その難波から尼崎まで阪神なんば線が新しく建設された。途中に櫻川、ドーム前、九条という3つの新駅ができた。近鉄奈良線沿線の野球ファンなら、ドーム球場にも甲子園球場にも簡単に行けるようになった。春の選抜高校野球を見に行く人の道筋が大きく変わるだろう。
これ自体が生むエネルギー効率化も大きいが、新しい駅舎にさまざまな高効率エネルギーシステムが導入されているのも面白い。これを見るためにも早く新線を利用してみたい。一見まだコストが高すぎるように見えるLED照明も各所に設置されているようだ。LED照明自体の電力消費が少ないのに加えて、照度もコントロールされるために電力消費が大きく削減できるし、取替頻度も少なくなるために維持管理コストも下がり、現時点でもメリットは大きいはずだ。また新型の電車も導入されているからさらに電力消費は下がるだろう。今日早速時刻表を手に入れた。この新しいサービスに対応して、接続するバスの時刻表も変更になっている。これから暫くは注意しないと乗り遅れる可能性あり。近く効エネツアーをやってみよう。