効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LEDの高効率性

今日は関西学院大学の三田キャンパスへ2時間半かけてでかけ、5人の修士学生のリサーチプロジェクトの指導。思いつきのようなことばかり言ったので、学生が混乱したのではと心配。
その後アドバイザーをしている富士経済の忘年会があるので大阪の本町に戻り、6時半から日航ホテルで年末の慰労会。終了後地下鉄を一駅歩いて近鉄難波まで。ホテルの前にある大丸が正面にイルミネーションをしていたが、おそらくLEDだろうなと思いながら帰った。
近鉄学園前の駅にある駐車場に置いてある自転車で、寒さを防ぐ手袋と帽子で装備して帰ったが、1年以上も前に取り付けた前照灯のLEDが、最初の電池をまだ取り替えていないのに十分機能しているのに気づいた。単三電池が2本入っているだけで、自転車の振動を検知し、暗くなると自動的に点灯してくれる。これだけ長く照度を維持してくれるのは、消費電力が極めて少ないからだ。このところLEDを使った室内照明器具の開発発表が多いように思うが、これが普及すれば、この自転車の前照灯のように効率が良いとしたら、普及によって照明に使われる電力消費は大きく下がるだろう。照明器具の中に蓄電池を取り付けて、停電の時にも数時間なら点灯ができるようなものも商品になるかも知れない。フルの照度を出す必要は必ずしもないのだから、非常用照明も兼ねたものを設計するのは難しいことではないだろう。
夜に停電するとやはり照明に一番困る。懐中電灯を探すのにもうろうろする。その時に自動的に蓄電池からの電力で働くように切り替えができれば安心感は大きくなるに違いない。