効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

秋寒

このところ急に朝晩が冷え込むようになってきた。いままでが平年より暖かかっただけに駅までの自転車往復の風の冷たさがこたえる。写真に見るような秋雲がかかった夕方の空は本当に季節を感じさせてくれる。
気温が下がると当然のことながら水温が下がる。我が家の燃料電池からの排熱をお湯として貯める速度が遅くなってきた。燃料電池本体部分の作動温度はほぼ変わらないから、一定の温度で暖める水の温度が下がったために、所定の温度になる時間がかかるようになっているのだろう。
いままでシャワーで済ませていたのが、毎日風呂に入るようになっている。我が家の昼間の電気消費量が2〜300ワットと少ないために、夕方風呂に入る頃になってもお湯が十分溜まっていないことが多い。風呂に入る時間帯が近くなると、その生活パターンを記憶している燃料電池が実際の電気需要以上に発電し、その電気でお湯を作るような作動をする。電気でお湯を作るのは勿体ないが、そうでなければガスでお湯を作ることになる。どちらが一次エネルギー消費量を抑えることになるのかよく分からない。要するに燃料電池の発電量を増やしてやればいいので、電気器具や照明のスイッチを入れてやることもあるが、無駄をしているという感じもしてむなしい。いままで電気をできるだけ使わないように習慣づけ、器具も効率のよいものにしてきたので、基本的に平均電力消費が少ない。これが実証テスト中の燃料電池の効率を下げることになっているのは申し訳ない。
これから冬になっても、電気を使う暖房設備はほとんど使わないし炊飯もガスなので、照明の使用時間が長くなるのが影響するくらいだろう。効率的なエネルギー消費を実現しながら燃料電池も効率よく稼働させるにはどうするか、何か工夫の余地はないだろうか。