効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

新幹線の新型車体が明日から

日記に一度書いたことのある新幹線N700系新型車両が明日7月1日から走り始める。それに伴って時刻表もかなり変更になるはずだ。この前には乗り心地に関する感想を述べた。
この新しい車両にパソコンなどに使える電源コンセントが、グリーン車には全席に、普通車は窓側席に設置されると知って、これは有り難いというのが実感。京都から東京までの2時間半、たいていパソコンを使っているものからすると、電池がなくならないように画面の明るさを最低にして使う苦労から解放されることになるのは、気が楽になる以上のものがある。いままでも一部の車両の最前部と最後部には電源があったが、この席を確保するのが難しいのと、古い車両の場合には、そのつもりで予約した席に電源がないということもよくあった。新車両の数はまだ当面は少ないだろうが、電源の確保が従来よりしやすくなることは確かだ。
同時に喫煙車両が全廃されるとのこと。たばこを吸う人は、6カ所準備されている喫煙ルームまででかけなくてはならない。東京から博多まで行ったとしても、飛行機でニューヨークやロンドンに行くときに比べれば時間も短いし、喫煙ルームがあるのだからたばこの離せない人も我慢は出来るだろう。自分にとっては、禁煙席がなくて仕方なく喫煙席を使うときの不快さがなくなるのも実に有り難い。
この新制度は、JR東海と西日本にとって業務の効率化につながるのかも知れない。喫煙車の車両を清掃する場合、おそらく吸い殻入れの清掃担当者が余分に必要だっただろう。それが喫煙ルームに振り替わるわけだが、ここは簡単に取り替えができる工夫をしてあって、余計な人員を充てることはないのではと思っている。折り返し運転の車両を清掃する人たちの動きを見て大変だなと思っていたが、少しその負担が軽減されるだけであっても結構なことだ。