効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■プラスチックのリサイクルとリユース

何か買い物に出かけるときに、最近必ず確かめるのが、持ち帰りに使うビニール袋をバッグに入れ忘れていないかということだ。それを忘れると、高額になる訳ではないが、袋を買わなければならない。何となく罪の意識が出ざるを得ない。

ということは、リサイクルやリユースに対する社会的な評価が高まっていることを意味するのだろう。報道記事で知ったが、再生プラスチックの原料や製造工程などトレーサビリティー(生産履歴の追跡)を消費者に明示する取り組みが広がっているということだ。再生された原料を使ったプラスチックに、その表示がされるようになっているそうだが、それが偽造、乱用されるのを防ぐために、スマートフォンなどで確認できるように、QRコードを付けるメーカーも出ているとのこと。

使用実態を開示する動きが広がれば、リサイクル市場の健全化につながるのは確かだろうが、そのためのシステムを新たに開発しなければならない。だが、それをしなければ商品価値を消費者から評価されなくなるとすると、いろいろ異なった方式のものが開発されるようになるに違いない。この紹介記事では、昼食の配膳トレーにリサイクル樹脂製のものを使う居酒屋の事例が述べられている。それに印刷されているQRコードスマートフォンで読み取ると、どの港で使った漁網か、や、二酸化炭素(CO2)削減の貢献量などが確認できるらしい。製品や包装容器に再生プラスチックを導入する企業が増える一方で、再生品は見た目だけでは新品と区別が付かないのを逆手にとったマーケティング手法だと言える。このシステムはブロックチェーンを利用して信頼性を確保しているそうだが、再生プラスチックのコストが高くならざるを得ないのを、消費者からの信頼を確保する手段に転換してコストを回収していると言えるだろう。

 

 

 

 

 

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