効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■自動車メーカーの炭素排出削減努力

自動車が電気自動車に代わると、走行中には排気ガスがないから、炭酸ガスの排出はなくなる。もし、搭載する電池に再生可能エネルギーからの電気で充電すれば、電池製造時のエネルギーを別にすれば、走行中の自動車はカーボンニュートラル化する。だが、車体を製造する時にも炭酸ガスは発生する。その削減努力が各自動車メーカーで実行されているという記事を読んだ。

それは、自動車の表面に塗装をするときに発生する炭酸ガスを、色の付いたシートを貼り付けることによって塗装の工程をなくしようとするものだ。マツダ、ホンダ、トヨタなどの事例が紹介されているが、この新技術を採用すると、車の色付けに伴う炭酸ガスの排出量は50%削減されるらしい。マツダは、2035年迄に、車の製造工場からの炭素排出量をゼロにしようとしている。ホンダも2050年迄に、熊本工場でオートバイの塗装を全部シート貼り付けにしようとしている。ここで開発された貼り付け塗装技術を世界の工場に拡大する計画。

トヨタは塗装を簡単に剥ぎ取る技術を開発している。色を変えたいユーザーがあれば、その好みの色のシートに張り直すのが簡単にできる。この色を100種類以上準備しているとのこと。

ただ、色の付いたシートを貼り付けるには、課題が残されている。車体表面が完全に滑らかでないと、シートと車体の間に隙間が出来て、色むらが出来たり、その部分だけが剥げ落ちたりする可能性があるからだ。シートの継ぎ目が出ないようにするのも技術課題の一つ。自動車メーカー各社は、シートによる塗装技術の開発を競っているらしい。

 

 

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