効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■道の駅のトイレ

高速道路のパーキングエリアが道の駅だと思っていたが、通常の国道にある休憩施設が道の駅だということを今日の日経夕刊にある記事で知った。「道の駅」制度発足から来年で30年になったそうだ。今や年間延べ2億人以上が利用し、道の駅自体が目的地にもなっている。道の駅の制度創設に尽力した元国土交通省技監の大石久和さんは「役人ではなく民間のアイデアから生まれた」と振り返ると紹介されている。きっかけは、ある人物の一言だったという。

「道路にも鉄道の駅のようにトイレがある駅があってもよいのではないか」と、1990年に広島で開かれた「中国地域づくり交流会シンポジウム」であった発言がきっかけになったという。それに対して、出席者からは「地元産の野菜や干物も販売したらどうか」などと発言が相次いだらしい。

ウィキペディアによると、道の駅(みちのえき)は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された、休憩施設、地域振興施設等が一体となった道路施設である。1991年(平成3年)に実験的に始まり、1993年(平成5年)に正式登録が開始された。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持ち、2022年(令和4年)8月5日付時点の全国登録数は、1,198箇所ある。

1991年から山口、岐阜、栃木県で社会実験が行われた。観光地ということで実験場に選ばれた岐阜県高山市では、トイレの横に竹筒型の小銭入れを置くと1日2万円が集まったそうだ。ということはそれだけ必要度が高かったということだろう。

名阪国道と国道369号線が交差する針インターにある「道の駅針テラス」で休憩したときのことを思い出した。いろいろなこの地域の産物が販売されていて、停車場の駅というよりは、地域の紹介をする場所がドライバーの休憩所になったという感じだった。いま調べて見ると、温泉場まであるらしく、日本一の規模を誇ると紹介されていた。トイレがあったらという発想がここまで発展してきたのだ。

 

 

 

 

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