効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■トヨタが水素エンジン車を市販?

乗用車は全て電気自動車になるように思える中、トヨタ自動車が水素エンジン車の市販する意向を明かしたと報じられている。従来のガソリンエンジンと同じ仕組みで、燃料を水素に置き換えたものだ。これに対応して、内燃機関に軸足を置いてきた部品メーカーが開発を加速させているらしい。

米自動車部品大手ボルグワーナーの日本法人も、「日本でも取り組み始めたところだ」と述べている。日本の水素関連の顧客に対して、ボルグワーナーのシステムや部品のノウハウでサポートしているという。同社は、水素だけでなく、合成燃料(e-Fuel)やアンモニアを使うエンジンなど、内燃機関の革新に関わる幅広いテーマの開発を進めているらしい。さまざまな次世代エンジンの候補がある中で、水素エンジンの魅力はどこにあるのか。内燃機関部品を主力事業としてきたボルグワーナーとしては、インジェクター(燃料噴射装置)やターボチャージャー(過給器)といった既存製品を活用できる点が大きい。

水素エンジンは燃料電池車(FCV)と同様に原理的には二酸化炭素(CO2)を排出しない。一方でFCVと異なり既存のエンジンの延長線上にあり、FCVに比べて安価にできる可能性がある。ボルグワーナーの幹部は、ガソリンエンジン車のコストと比較すると、「FCVはシステムを刷新する必要があるため数倍と高いが、水素エンジン車なら1.2~1.3倍で済む」と試算している。同社はいま英国とフランスに開発拠点を構築しているとのこと。

これまで馴染んできたエンジン車が生き延びることになる。

 

 

 

 

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