効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■JR東とENEOS、電車向け水素供給拠点

日本の鉄道の再エネ利用は遅れている。R東日本とENEOSは、二酸化炭素(CO2)排出の少ない水素ハイブリッド電車の実用化に向け、水素を供給するステーションの設置で協力すると発表した。しかし、燃料電池利用の電車はまだ実用化されていない。ドイツなど数年前から商用運転に入っているというのに。

JR東は水素燃料電池と蓄電池を併用するハイブリッド電車「HYBARI」(ひばり)の開発を進めているというが、2022年3月から南武線などで試験走行し、30年までに実用化を予定しているというから、これまで鉄道技研などでテストしてきた燃料電池電車と現場での実用化が乖離している。

鉄道路線には一定の土地が確保されている。これを太陽電池パネル設置に利用することにそれほどの難しさはないだろうから、後は需要に応じた水素を供給できる水電解設備との併設をすれば、ポテンシャルは大きいと思う。駅舎の屋根もそうだ。地方の駅などパネルを設置する余地はいくらでもある。課題は水素基地だろう。安全規制がかなりの制約になる可能性がある。だが、脱炭素の時代に入ったのだから、規制を基本的に見直す必要もある。政府にその気概があるかどうかが別の課題だろう。

 

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