効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■熊本県で地熱発電の稼働開始

地熱発電を手掛けるベースロードパワージャパン(東京・港)はこのほど、熊本県で温泉熱を活用した地熱発電を稼働させた。同社には米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏らがファンドを通じ出資している。同社の地熱発電所は国内3カ所目。一般家庭200世帯分に相当する電力を発電する。

2017年度末の日本の地熱発電所は、65地点85ユニット。発電端出力の合計は2016年度末から27,343kW減少し、500,070kWとなっている。ベースロードパワージャパンはスエーデンの会社の子会社なのは残念だが、貴重な再生可能エネルギーとして今後も拡大していくことが期待される。地熱発電再生可能エネルギーの一種で、太陽光や風力と違って天候に左右されず24時間稼働できる安定感が強み。日本は米国やインドネシアに次いで、世界第3位の地熱資源量があるが、温泉事業者との調整や掘削コストの高さが壁となって導入が進んでこなかった。

今回稼働を始めたものは、フロンなどを沸騰させてタービンを回すバイナリー発電だから発電効率は高くはない。一段目に高圧蒸気での発電をかませなかったのは、十分な熱と高温を確保できなかったのだろう。最大出力は99キロワットで、固定価格買い取り制度(FIT)を利用して九州電力に売電する。発電につかった熱水は周辺の旅館の温泉で浴用として使える。このような処理水の利用ができれば、発電効率の低いのを補って余りがある資産となってほしい。

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り

のご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form